副業アドバイザーのとんろんです。
本日は、「副業を在宅で行うメリット・デメリットと探し方」についてご紹介します。
一般的な仕事内容から隙間的な仕事内容まで、サラリーマンが在宅で行える副業の種類はさまざまになり、本業にプラスして複数の収入源を確保できることから広く受け入れられています。
ただ、副業を行い始めた最初のうちは、基本的に副業だけでは収入が安定しづらい傾向にあります。
「せどり」や「転売」は、最初に仕入れ費用が必要で、また仕入れた在庫が必ずしも順調に売り捌けるとは限りませんし、制作の依頼を受けて成果物を納品する類いの仕事では、毎月定量的に請け負える仕事を取れるとは限りません。
そのような不安定な状況のうちは、副業はあくまで本業収入の補足と割り切ったうえで、本業を継続しながら副業の実績を積み上げていくことが必要です。
好きな事を副業に選んだからとといって、いきなり本業を辞めてしまうような事はせずに、最初のうちは生活のスタイルを変えず、計画的に働きましょう。
以上を踏まえて、ここでは在宅でできる副業に関するメリットとデメリット、それから在宅でできる副業の探し方についてまとめました。
在宅副業のメリット
在宅で行える副業には、いくつかのメリットがありますので、確認していきましょう。
趣味や特技をいかして行える副業がある
メリットとしては、自分の好きな事や趣味をいかして作成したイラストやアクセサリーなど、自分で作ったハンドメイド商品をネットで販売したり、スマホやデジカメで撮影したストックの写真を専門のWebサイトにアップして販売する事で収入につながります。
そのほかではパソコンやスマホ関連などで、もともと文章を書くのが得意であったり、メディア関連に興味がある人であれば、Webライターやブログアフィリエイトなどの副業につなげられます。
時間に縛られず自分の都合で副業ができる
主婦が家事育児の合間に少しずつ空いている時間帯を使えたり、会社員が本業の通勤の行き帰り、場合によっては帰宅後や休日のくつろげる時間帯で副業を行うことが可能です。
さらには、今まではテレビを視たりゲームをして楽しんでいた時間を、副業の稼働に充てることもできます。
在宅では行えなかったり、一度にまとまった時間を費やさないといけない自宅外で行うその他の副業に比べて、時間の融通が利きますので本業が忙しい人でも仕事をしやすいですね。
在宅副業のデメリット
そんな、主婦や本業を持っている会社員に一見都合が良さそうな在宅副業にも、デメリットはありますので注意しながら確認してみましょう。
仕事に携わるのは自分だけ
今までご紹介したように、在宅副業で収入を得る方法は多種多様にありますが、Webライターや動画編集者として活動するためのクラウドサービスへの登録、趣味のハンドメイド作品を販売するために必要な専門サイトへの登録は自分で行わなければなりません。
あるいは高単価な案件を獲得しようと、仲介業者を介さずに依頼主から直接発注を請けようと思えば、そのための営業もしなければなりません。
会社のように組織単位で仕事を進めていくわけではないので、苦手な領域の仕事を他人や他部署へ振ることも出来ず、全て自分自身で解決していく必要があります。
不安定な収入
上記であげたハンドメイド作品や写真の販売については登録先サイトでの販売実績ベースですし、Webライターや動画編集の仕事の報酬については、請け負った仕事の出来高制になる場合が大半です。
折角自身の作品を販売サイトに掲載しても、売れなければ収入になりませんし、請け負った仕事の成果物にしても検収・承認されるまでは報酬につながりません。
また報酬額についても、人によっては1ヶ月で数百円にしかならない場合もありますし、中には数十万円もの支払いを受けられる人がいるようにバラバラです。
報酬単価については仕事の内容によって振れ幅も大きいですし、上限はありませんのでその可能性は魅力ですが不安定ですね。
副業詐欺に遭わないように注意が必要
本業の収入を補うために始めたはずの副業ですが、悪質な詐欺業者が存在しますので十分な注意が必要です。
なんだかんだと上手いことを言い、副業を開始するにあたってパソコン本体や仕事専用のソフトの購入を勧められ法外な料金を要求されたり、登録料と称して費用を請求されたりと、色々な詐欺の手口があります。
そのような悪質な業者を避けるためにも、商品販売登録を行うサイトがきちんと実存する企業であるのか、請け負い業務発注元の企業は信用できるのかどうか、全て自分自身で確認する事が必要ですね。
在宅副業開始前に就業規則を確認してください
公務員については、法律で明確に副業を禁止されています。
民間企業に勤務する会社員の場合には、法律で一律には禁じられていませんが、それそれの企業で副業について就業規則で規定しますから、必ず事前確認を行いましょう。
確認を怠り会社に内緒で副業を始めてしまった場合には、会社側に発覚した際に懲戒処分など厳しい罰則を受ける可能性がありますから、きちんと確認したうえで慎重に進めてください。
2018年1月に政府が「モデル就業規則」を改定して以降、多くの企業で副業解禁の流れが促進され、働き方が多様化しつつありますが、あくまで本業で勤めている企業の不利益にならない範囲内でのことです。
たとえば、本業で勤めている企業の業種と同業種の副業を行う場合などは、その企業の不利益につながると判断される可能性があります。
副業を開始する前には必ず就業規則を確認したうえで、まずは一度、信頼できる直属の上司や人事部などの担当部署に、相談や交渉を行うようにしてください。
また交渉の際には、副業での経験を通し、今まで以上に勤め先の企業に貢献できる事を上手に訴えれば、承認してもらい易くなります。
在宅副業を探す方法
在宅で行える副業を探すには、今やさまざまなWebサイトで検索する事が可能なので、まずはそれらを比較検討し、自分に合ったサービスを見つけましょう。
たとえばプログラマー、Webライターやイラスト制作系であれば・・・
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
- インディード
たとえばハンドメイド作品の販売や写真販売であれば・・・
- ベイス
- ストアーズ
- PIXTA
- 写真AC
これらのサイトでは、報酬は低いけれど簡単な仕事で短い時間で対応可能なものから、専門性が高くある程度のスキルは必要ですが比較的報酬の高いものまで、多種多様な求人情報が集まっています。
また大手企業が運営しているこれらのWebサービスであれば、発注側の審査もきちんと行ったうえで掲載しているので、怪しく悪質な詐欺業者から身を守るためにも安心・安全でねす。
まとめ
本日は、在宅で行う副業のメリット・デメリットと在宅副業の探し方について書きました。
在宅で行える副業は、自身の生活スタイルや経験を活用して、自身のタイムテーブルで作業可能なのが大きなメリットですね。
また環境的にも、パソコンかスマホがあればすぐに開始できる仕事が種類豊富にあり、本業を持っている会社員や家庭の主婦には大変に魅力的です。
特に動画編集等の動画関連の副業は、今後ますます需要の増大が見込めます。
今後も在宅で行える副業の種類は増えていくと思われますが、継続的に収入を確保するためにも、経験を積みながら努力を重ねていくことが必要です。
あなたも自身の趣味や経験を活用し、生活スタイルに合う副業を見つけて、新たな収入源を確保してみてはいかがでしょうか。
次回以降も、副業に関して詳細に考察したいと思います。
ご訪問頂きありがとうございました。
副業アドバイザーの東龍(とんろん)でした。
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