副業アドバイザーのとんろんです。
本日はニューノーマルな時代に失敗しない、１０の「すごい副業」を厳選してご紹介します。
近年、副業にますます注目が集まっています。
特に新型コロナウイルスの影響でステイホームが多くなり、また経済的にも家計が圧迫されている人も多くなりました。
そんなニューノーマルな時代では、副業で収入を安定させたいというニーズが顕在化しています。
少し前までは空いている時間のお小遣い稼ぎという印象だった副業ですが、令和の今では自身のスキルやキャリアを上げる手段として、前向きに取組む人も増えています。
その背景にあるのは、「人生１００年時代」が到来したと政府が喧伝し、働き方の多様化が進んだ影響が挙げられるでしょう。
トヨタ自動車社長や経団連会長も「終身雇用を保てない」とキッパリ言い切っています。
一つのスキルだけでは、この先どんどん競争優位が無くなってしまいます。
副業を通し、本業以外の新たな「技術」を身に付ける事は時代からの要請と言えるのかもしれません。
とはいえ、せっかく始めた副業も長続きしなければ意味がありません。
本業に差し支えることが無いよう、副業初心者でも取り組みやすい仕事、なおかつ今だからこそ注目したい副業を厳選して紹介いたします。
令和の税制改正による注意点とともに、確定申告の必要性と注意点についても最後に付記していますので、ぜひ参考にしてください。
ニューノーマルな時代に失敗しない副業４選（時間の自由度が高い）
先にも述べたように、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、各国経済が落ち込んでいる影響で生活困難に陥っている人は少なくありません。
そんなニューノーマルな時代の中、本業だけではなく複数の収入源を確保したい。
でも、本業があってなかなか時間の自由がきかない・・・。
そのような人たちでも取り組みやすい、特別なスキルは必要なく「時間の自由度が高い」副業の候補がいくつかあります。
デリバリー
Uber Eatsやフードパンダ（foodpanda）、出前館などのデリバリーは、みなさんもステイホームの期間中に利用されたことがあるのではないでしょうか。
料理をバイクや自転車で配達する仕事は、まさにコロナ禍の近年ならではの副業と言っていいかもしれません。
デリバリーはスマホさえあれば簡単に始められます。
Uber Eatsの場合は、まずオンラインで配達パートナーに登録します。
配達バッグを購入し、配達専用のアプリをスマホにインストールすれば準備完了です。
あとはリクエストを受けるために、配達エリア内でアプリを起動して待つだけ。
働いた報酬の受取は、週払い制になっています。
ミステリーショッパー（覆面調査員）
指定されたお店を訪問して、店舗の雰囲気やサービスを確認したり、感想をレポートとして提出する仕事がミステリーショッパー（覆面調査員）です。
美容サロンやアパレルショップの他に飲食店などが調査対象店舗となります。
お店での飲食代やサービスにかかった料金や交通費が、報酬とは別途支給されます。
仕事を開始するには専用サイトに登録し条件が合うのもの探しますが、人気の案件は抽選になる場合もあります。
女性に人気のお仕事で、主婦やOLなどが参加しています。
ポスティング
指定エリア内のポストに、広告チラシやフリーペーパーなどを配布する仕事がポスティングです。
アルバイトサイトなどを検索すれば、募集の仕事は簡単に見つかります。
他のアルバイトと同様な時給制のほかに、配布枚数で報酬が変動する歩合性のところもあります。
この仕事も自分のペースで配ることができるので、空いている時間を有効活用できるのが魅力ですね。
日頃の運動不足も解消できて一石二鳥ですし、副業初心者でも気軽に始められるので、主婦やシニアにも人気の副業です。
テープ起こし
講演会やインタビューの音源などを聞きながら、テキストに書き起こす仕事がテープ起こしです。
未経験者でも、スマートフォンやパソコンで文字入力が行えれば挑戦できる仕事なので、手軽に始められます。
本業の就業時間がかっちり決まっている人には、在宅で好きな時間にできるので、もってこいの副業かもしれません。
１本いくらという報酬の案件から、音源１分で数百円の案件など、音源の時間によって報酬が決定するものもあります。
ニューノーマルな時代に「スキルUP度が高い」副業６選はこれ！
自分の趣味や知識を活かせる副業もあります。
趣味で作っているアクセサリー、撮りためていた写真などを収入に変えるチャンスです。
ニューノーマルな時代では複数の収入の柱を持つために、商品を売り込むPR力や話す力なども身につけて、高いスキルアップが望める副業が有利です。
隠れた才能が発見でき、本業にプラスの影響も期待できるかもしれませんね。
ハンドメイド商品の販売
イラストやアクセサリーなど、自分で作ったハンドメイド商品をネットで販売。
販売方法としては、ラクマやPayPayフリマなどのフリマアプリへの出品や、Creemaやminneなどのハンドメイド販売サイトへの登録で行えます。
どちらもある程度、宣伝や販売の手間が省けますが、代わりに販売手数料が掛かります。
費用を抑えたい方には、BASEやSTORESを使って、自分でネットショップを作るという方法もあります。
SNSでファンを増やせば、人気クリエイターになるのも夢じゃないかもしれません！
センスやスキルが活かせる副業です。
カメラマン・写真販売
ストックした写真を、サイトに登録して販売する仕事です。
撮影した写真を写真専門のWebサイトにアップして販売します。
報酬の受取は、サイト閲覧者が写真を購入すれば、購入金額の数％が支払われます。
一眼レフやミラーレスだけではなく、スマートフォンで撮影した写真が登録可能なサイトもあります。
カメラマンとして自分のクリエイティブがどこまで通用するのかを試す意味でも、登録の際のテストや販売写真の審査が必要な場合もありますので、一石二鳥ですね。
オンライン投資
株式投資やFXなどの金融投資は、今やネットでできて時間的にも自由度の高い副業のひとつです。
投資した企業の利益に応じて分配される配当金や株主優待制度もありますので、それも株式投資の魅力ですね。
まずはネット証券の売買手数料やサービスを比較検討し、取引口座を開設しましょう。
オンライン手続きなら、最速で翌日から取引ができるネット証券もあります。
リスクとしては元本割れの可能性も有り注意が必要ですが、１株数百円と、少額から投資を始められる銘柄もあります。
生活費の足しにするというよりは、資金に余裕があって、資産を増やしたい場合に向いています。
ニュースの見方・聴き方がわかって世の中の動向が理解でき、本業にもプラスに働くかもしれませんよ。
オンライン講師
パソコンとネット環境があればできるのが、ZoomやSkypeなどを使用したオンライン講座の講師業。
家庭教師や外国人に日本語を教える、日本語インストラクターなどが人気です。
アルバイトサイトなどから、自分のスキルにあったものに登録しましょう。
イベント管理サービスのPeatixやDoorkeeperを使えば、自分でオンラインイベントの開催も可能です。
無料イベントなら手数料もかからないので、気軽にチャレンジできそうですね。
人前で話すプレゼン能力も身に付きそう！
ウェブライター
ウェブメディアの記事を書く仕事です。
特別な資格は必要なく、未経験者でもOK。
文章を書くことが好きな人や、グルメや旅行などの得意分野がある人に向いています。
報酬は１件いくらから、１文字いくらまでさまざま。
クラウドソーシングのサイトに登録し、発注側との条件が合えば受注できます。
経験値が上がれば、１件数万円の高額案件ゲットのチャンスも！
企画力、PR力、調整力など、さまざまなスキルアップが見込める仕事のひとつです。
アフィリエイト
アフィリエイトとは成功報酬型広告のこと。
自分のBLOGやホームページに広告を掲載し、訪問者がそこをクリックしたり、その商品を購入した場合に成果報酬が手に入る仕組みです。
ASPと呼ばれるプロバイダーに参入するジャンルを決めて登録し、そこから自分のBLOGやサイトに広告を貼ります。
インターネット上の解説やガイドブックなどもたくさん出ているので、運用には多少のコツが必要ですが、比較的気軽に始められます。
BLOG記事作成から運営、インターネット広告の掲載までを行いますので、アフェリエイトの運用を続けると、それらの仕組みを一貫して理解できようになります。
マーケティングに関するPDCA（計画、実行、評価、改善のサイクル）の流れも身につき、スキルアップが見込めるでしょう！
なお副業を始めるときには、注意しなければならないこともあります。
詳しくはこちら
副業収入「確定申告」の注意点
ここまでおすすめの副業を列挙してきました。
働き方改革で就業規則を見直した企業もあるとはいえ、会社によっては副業を禁止しているところもまだまだ多数あります。
副業を始める前にトラブルにならないよう、自分の勤める会社が副業OKか確認しておきましょう。
さらに、副業の所得によっていくつか税務上の注意があります。
副業で得た収入について、その金額によって確定申告が必要になりますので、令和の税制改正を踏まえながら参考までに列挙します。
なお確定申告をしなければならない収入を副業で得ているのにもかかわらず、その収入を申告しなかった場合、無申告加算税や重加算税、さらには延滞税等々が掛かります。
もしそうなれば、副業で得た収入が吹き飛ぶばかりではなく、納付しきれなければ本業の収入で得た預貯金を取り崩して支払わなければなりません。
そうならないためにも、副業で得た収入金額を確認の上、必要に応じて必ず確定申告を行ってくださいね。
年間で２０万円を超える場合
副業での所得が年間で２０万円を超えると、所得税の確定申告をする必要が出てきます。
副業で得た所得は、不動産や株取引での利益などを除き、ほとんどが雑所得となります。
さらに令和２年度の税制改正では、この雑所得に関しての改正も行われているので注意が必要です。
この改正によって、その年の前々年の雑所得の収入金額（売上）が年間で３００万円以下の場合は、もともと小規模事業者にしか認められていなかった特例の現金主義での申告が可能になります。
現金主義とは、現金の収支があった場合のみ帳簿に記入する方法です。
実際のお金の流れにそって記帳するだけなので、会計の知識がない人でも家計簿やお小遣い帳のような感覚で帳簿を作成できます。
ただし現金主義で所得の計算をする場合は、あらかじめ所轄の税務署へ届出書の提出が必要となりますので、注意してください。
この影響がでてくるのは、令和４年分の所得税の確定申告からとなりますが、実際には令和２年分の売上が判断基準となります。
年間で３００万円を超える場合
さらに、その年の前々年の雑所得による副業収入金額（売上）が年間３００万円を超える場合は、新たに現金や預貯金関係の帳簿の作成と保存が義務化されます。
とはいえ、そんなに難しいものではなく、たとえば副業に関する収入と経費の集計表、現金収支の集計表などはどれも、エクセルや会計ソフトを利用していれば簡単に作成できるものばかりです。
年間で１,０００万円を超える場合
その年の前々年の雑所得による副業収入金額（売上）が１,０００万円を超える場合、収入や経費の内容を記載した収支計算書が必要となってきます。
この金額だともはや気軽な副業ではないかもしれませんが、参考にしてください。
以上、就業規則の問題や税制改正などの注意でした。
まとめ
本日は「ニューノーマルな時代に失敗しない副業１０選と確定申告の注意点」について書きました。
時間が自由に選べるのはどのような副業か、スキルアップやキャリアアップにつながるのはどのような副業なのか参考になりましたでしょうか？
副業はこれからの時代、ますます増えていく労働スタイルになるでしょう。
有事に備えた複数の収入源の確保、そしてスキルアップやキャリアアップを目指して、今年から副業を開始してみてはいかがでしょうか。
他にも、人それぞれの事情に合ったさまざまな副業があると思いますが、確定申告だけは忘れずに必ず行ってくださいね。
次回以降も副業に関して詳細に考察したいと思います。
訪問頂きありがとうございました。
副業アドバイザーの東龍（とんろん）でした。
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