副業でしっかり稼ぐために正しい知識のヒント5選!

副業初心者必読!
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副業アドバイザーのとんろんです。

本日は、副業とは何か?しっかりと稼ぐために正しい知識を得るための、厳選5つのヒントをご紹介します。

いざ副業を始めようとすると、どのように始めればよいのか、どんな仕事があるのか、漠然としか判らないものです。

副業を始めるためには、どうしたらいいのか?

空いている時間に稼ぎたいけど、どんな仕事があるのか?

悩みは尽きないと思います。

本業を継続しながら副業を行うのは可能なのか、副業で得た収入の税務申告をどうすればいいのかなど、心配ですよね。

そこで副業を行う上でポイントになる、副業とはどんなものか、どういった仕事が向いているのか、など5つのヒントをご紹介します。

デリバリー

副業でしっかりと稼ぐために正しい知識を身に付けて、自分に合う副業を見つけてしっかり稼ぎましょう。

 

副業とはどのようなものなのか?

2018年1月に政府が「モデル就業規則」を改定したことで、この年は『副業元年』と呼ばれ、多くの企業で副業解禁の流れが促進し働き方が多様化しつつあります。

副業とはどんなものなのかを改めて確認すると、本業と副業、複業と兼業の境が曖昧になりつつあるのがわかります。

とんろん

実は法律上では「副業」について明確な定義は無いんです。

本業を継続しながら副収入を得るために行う仕事全般の事を、副業と呼びます。

一方で本業というのは、企業との雇用契約に基づき働いているサラリーマンやアルバイト・パートタイマー、あるいは自営業や自由業などを含み、収入の主な柱になっている職業・本職の事です。

ちなみに学生や主婦は、法律上の職業ではないので本業の定義から外れます。

副業はサイドビジネスとも呼ばれ、その種類は広範にわたり、お小遣い稼ぎ程度の少額の収入から、企業経営や多額の資産運用を行う投資までさまざまです。

さらに「複業」や「兼業」の定義は以下のとおりです。

とんろん

「複業」とは、2種類・3種類の主となる仕事を掛け持ちする働き方で、それぞれの仕事が同程度の比重の場合に使われます。

パラレルワークとも呼ばれていますね。

また

とんろん

「兼業」とは、主となる本業以外に他の事業などを行う場合などに用いられます。

兼業は副業と同じような使われ方をされていて、ダブルワークとも呼ばれます。

 

副業をしている人の、本業での所得階層別の分布は?

仕事とお金

厚生労働省のデータでは、副業をしている人の本業年収の所得階層別人数を見てみると、正規・非正規従業員を合わせて年収~299万円以下の人で全体の67.3%を占めています。

一方で、年収1,000万円を超える収入の層にも一定数副業をしている人がおり、その割合は副業をしている人数の6.4%です。

また副業を行う理由(一人で複数回答選択可)については生活の困窮が多く、その割合は「一つの仕事だけでは収入が少なく、生活自体が困難(37.0%)」「収入を増やしたい(54.9%)」「ローンなどの借金や負債を抱えているため(12.7%)」などとなっています。

他方で、「自分が活躍できる場を広げたい(23.9%)」「様々な分野の人とのつながりができる(18.0%)」「現在の本業で必要な能力を活用・向上させるため(12.8%)」と前向きな理由を挙げる人もいました。

副業で稼げる金額はどのくらい?

副業で稼げる金額は、毎月どの程度なのでしょうか?

  • 1万円未満:33.2%
  • 1万円以上3万円未満:24.3%
  • 3万円以上5万円未満:16.2%
  • 5万円以上10万円未満:16.9%
  • 10万円以上:9.4%

副業での1ヶ月の収入が3万円未満の割合が57.5%を占めていますね。

一方で10万円以上の収入がある人の割合が9.4%とありますが、これらの特徴として「アフィリエイトなどのブログ運営による広告収入」、「資格を保有している専門職」、「投資やシェアビジネス」など時間が掛かる職種が多く、またその副業歴も5年以上と長期間行っている人が多くなっています。

副業の平均労働時間は?

副業や兼業先での一週間の平均労働時間は、週平均約10時間という結果になっています。

時間給

【一週間あたりの副業の平均時間】

  • 3時間未満:15.4%
  • 3時間以上5時間未満:12.7%
  • 5時間以上10時間未満:29.6%
  • 10時間以上20時間未満:28.5%
  • 20時間以上:13.8%

副業の種類に関して

在宅ビジネスやアルバイト、内職や派遣等々さまざまな就業の仕方があって、副業での働き方は種類も幅広くなっています。

また、社外取締役として名を連ねるのも副業にあたります。

【主な副業内容と職種(複数回答可)】

飲食業

  • 懸賞・アンケートモニター等:34.9%
  • Webライター・デザイナー等:31.7%
  • アドセンス・アフィリエイト等:23.3%
  • 投資・シェアビジネス等:17.6%
  • 飲食・サービス業等:7.5%
  • 医療・美容師等専門職:6.6%
  • 営業・事務・データ入力等:5.8%
  • 肉体労働:5.0%
  • せどり・ネットオークション等:5.0%
  • デリバリー等:2.7%
  • 家事代行・ベビーシッター等:0.8%
  • その他:9.1%

副業を2つ3つと掛け持ちしている人も多く、中でも上位を占めているのはスキマ時間で作業できる仕事や、在宅で対応可能な副業ですね。

副業を始める前に押さえておきたい3つのポイント

副業に関して理解したところで、次は副業を始める前に知ってくべき事についてご紹介します。

ここでは副業を始める前に心得ておくべき3つのポイントについてお伝えします。

副業開始前の雇用形態別確認事項とは?

本業の雇用形態によって、副業開始前に確認しなければならない事項がありますのでお知らせいたします。

●就業規則を事前確認する必要がある会社員

本業が会社員の場合には、副業を開始する前に副業の可否が記載されている就業規則を確認しなければなりません。

会社員

また副業が認められている場合には、申請方法等のルールがありますので遵守してください。

なお本業で勤務する企業や業務内容によっては、一部禁止されている副業の種類もあるので注意が必要です。

どの副業が禁止で、どの副業が可能かは勤務先によって異なります。

●個人事業主として副業を行う場合には

居住地を管轄する税務署に対して、開業後原則1ヶ月以内に「個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)」を提出する事になっていますので、忘れずに実行してくださいね。

届出書

また、同時に「所得税の青色申告承認申請書」を提出しておけば、メリットの多い確定申告が行えるので便利です。

個人事業主届けをしておくことは、将来法人化をする際に社会的信用を得る意味で有効ですね。

副業によるリスクを企業が被る可能性は?

副業を解禁する企業が増えていますが、副業を禁止する企業の多くは、従業員が副業を行う事によってその企業が被るリスクの存在を理由にしています。

勤務先が禁止したくなるような下記の理由に注意しましょう。

  • 情報漏洩:会社の機密情報が外部に流失し、勤め先企業に実害が出てしまう可能性がある。
  • 本業への悪影響:副業に注力しすぎて、本業の業績に悪影響をおよぼす可能性がある。
  • 健康問題:スケジュールが過密になり疲弊し、体調を壊し欠勤や休職をしてしまう。
  • 人材流出:副業収入の方が多くなったり、副業の仕事が面白くなり退職・転職してしまう。

副業を始めたら税務申告は必要か?

副業で収入を得ると、その金額によっては税負担の義務が生じます。

収入金額によって必要になる税務申告義務の有無が異なるため、基礎知識を身に付けておきましょう。

確定申告

居住地管轄の税務署や国税庁などのサイトで調べ、税務申告の必要性について事前確認しておきましょう。

  • 収入-経費=所得が、20万円以下なら税務申告の必要はありません
  • 副業をするために使った費用=経費は、計上できます
  • 税務署へ提出する申告書や申請書等には、マイナンバーの記載が毎回必要です

副業が本業のマイナスにならないための対策法

副業を始めた理由が、自分のキャリアアップのためや本業の収入を補うためだったのに、場合によっては本業のマイナスになってしまうケースもあります。

ここでは副業をすることが、マイナスにならないための対策法についてご紹介します。

副業は本業とのバランスを取ることが必要

副業は本業終了の帰宅後や休日などに行い、本業に支障をきたす危険性を減らす努力が必要です。

そうすることで、本業ではトラブルにならず安全に副業を継続する事ができます。

副業の選択を行う際には、必ず「本業の業務時間外で」できる仕事を選ぶのが鉄則と肝に銘じてください。

勤務先への相談で注意すべきこと

もし勤務先で副業が禁止されている場合には、内緒で副業を始めてしまうと、副業がバレた場合には罰則を受ける可能性が高いです。

まずは副業を開始する前に、信頼できる上司や人事部に相談してみるのも一案です。

原則副業禁止の勤務先でも、意外にあっさりOKが出る場合もありますが、そこに持っていくには相談するときの話し方も重要で注意が必要です。

相談をする場合の話し方のコツとしては、自身のキャリアアップや資格等を有効に使え本業にプラスのメリットが大きいことを強調しましょう。

また本業とは関係のない仕事を選び、本業に悪影響が出ない帰宅後や休日に行うなどのルールを厳守することをしっかりと伝えましょう。

自分に合う副業を上手に探すためのコツ

副業に関する概要や現況の調査結果、副業の種類や押さえるべきポイントを確認したあとは、いよいよ自分に合った副業を上手に探すために考えるべきことを整理して、実際に探してみましょう。

そのためのコツとは・・・

副業を行う目的を明確にする

副業を行うのは何のためなのかの理由により、どのような仕事を選ぶべきなのかが変わります。

副業を行う目的を明確にすることで、本業と副業とのダブルワークを行っていても、本業にマイナスの影響を与えるような副業の詰め込み過ぎを回避できます。

もし目的が一つではない場合には、必ず優先順位を付けるようにしましょう。

副業の目的

【副業する主な目的例】

  • 副収入を稼いで、生活苦を解消する
  • 自身のスキルやキャリアを高める
  • 視野を広げ、ビジネスに有効な新たな人脈を構築する

副業を行うにあたって必要な収入を算出する

副業で収入を得る理由が、本業だけでは収入が少なく、生活が困難だからという場合、生活費や将来に対する備えを勘案して、今一度あとどれくらい収入が必要なのかを算出してみましょう。

お札と通帳と印鑑

副業の目的が単に「収入を増やしたいから」という理由の場合、副業に費やせる時間と労力を考慮して、手始めにお小遣いが増える程度の金額を目指すのも一考ですね。

副業案件(業務委託案件 )の探し方

副業案件(業務委託案件)の探し方や受注方法についてご紹介します。

*クラウドソーシングサービスへの登録

クラウドソーシング企業に登録し、公開募集している企業のサイトで仕事に応募します。

発注元と直接仕事のやり取りを行い、クラウドソーシング企業から報酬の支払いが行われます。

*エージェントの利用

SOHOエージェントに登録し、発注元企業との仲介役になってもらい、契約や報酬の回収を行ってもらう方法もあります。

*直接受注

友人・知人などに頼んでおけば、何かのタイミングで直接的に仕事を紹介してくれることもあります。

副業は稼げそうな仕事を選択する

副業は、稼げる仕事を選択してください。

稼げそうな副業をピックアップして、興味のあることにチャレンジし、稼げない副業は辞めましょう。

何のために副業を行うのか?という調査結果を振り返ってください。

大半の人が、「本業では生活が苦しいから」「今より収入を増やしたいから」という理由で副業を行っていますよね?

ありがちな事ですが、好きな事・楽しい事を最優先に選ぶのはやめたほうがいいです。

稼げない副業は、続かないのです。

パソコンとお金

副業を始めてみたいと思っている人は、「本業に対する(金銭的な)不満」「将来に対する(金銭的な)不安を」抱えていますね。

そうであるならば、稼げない副業に意味はありません。

稼げればその副業が好きで楽しくなり、本業と両立するためのモチベーションも上がり、継続できます。

まとめ

本日は副業について、複業や兼業との違い、その種類と探し方、そして選ぶ副業によりどの程度の収入があるのかなどについて書いてきましたが、いかがでしたか。

副業によって複数の収入源を確保し収入総額を増やす事だけではなく、自身のスキルやキャリアアップを目指し、また保有している資格を活用し自身の市場価値を高める事も目的になりえます。

一方で本業は生活のためと割り切り、自分が本当にやりたい仕事は副業で行うという人も多くいます。

なお事前によく調査確認もせず副業を安易に始めてしまうと本業への支障が出てしまいかねません。

副業とは本業があってこそ成り立つもの!目的に合わせた選択をしましょう。

とんろん

正しく副業に関する知識を得て、自分の目的や生活様式に合う仕事を探しましょう。

次回以降も副業に関して詳細に考察したいと思います。

訪問頂きありがとうございました。

副業アドバイザーの東龍(とんろん)でした。

 

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