副業アドバイザーのとんろんです。
本日は、ぜひ女性にお勧めしたい厳選の副業１２種類と、仕事を選ぶ際のポイントや、それぞれの仕事で稼げる目安をお伝えします。
近年は政府が「モデル就業規則」を改定したことで、徐々に社員の副業を承認する企業が増大し、副業を始める会社員の女性や家庭の主婦も増えつつあります。
実際に、現在副業を行っている女性は、どの程度存在しているのか調べてみました。
マイナビウーマンの調査では、本業を持っている20代～30代の女性に対するアンケートで、有効回答数402件のうち副業を行っているのは15.7％だったそうです。（出典：マイナビウーマン）
女性の副業人口が増えつつあるといっても、パラレルワークやダブルワークをしている女性は、まだまだ少数派のようですね。
ただ別の調査では、実に90％以上の女性が副業に興味を持っているという結果も出ているそうです。
副業で収入を増やしたいけど、どんな仕事を選んでよいのか分からず悩んでいる方々は、ぜひ参考にしてくださいね。
女性が副業を選ぶときのポイント
先の調査では、実際に副業を行っている女性は20％以下でしたが、副業に興味を持っている女性は90％以上にものぼり、副業をしている人たちがどのような基準で、どのような副業を選択しているのかが気になると思いますので、ここでは３つのポイントについてご紹介します。
なるべく初期費用がかからない
初めて副業をする際には、できるだけお金がかからない仕事を選んでください。
副業のスタート時には、継続していけるかどうかの判断を見極めるのは難しいを思います。
もしかすると、せっかく始めた副業が自分には向かず、途中でやめてしまうかもしれませんね。
でも、折角お金をかけたのだからと無理に継続していくと、あちらこちらにしわ寄せがいき、本業にも悪い影響が出てしまいリスクが大きいです。
継続していける見込みの立つ副業が見つかるまでは、出来るだけ初期費用が掛からない仕事を選ぶことが大切ですね。
時間や場所に縛られない
副業の仕事をする時間や場所を自分の都合で選択できれば、本業や家事・育児との両立がし易くなります。
生活の主体はあくまで本業であり家事・育児ですから、毎日忙しく働いている女性が時間や場所に縛られてしまう条件は避けたいところです。
でも、働く時間や場所が自由になれば、無理なく安定した収入が得られますね。
今や大概の家庭ではインターネット環境が整っていますから、インターネット経由で受注して納品できる仕事であれば、自宅に居ながらにして副業を行えます。
仮にパソコンが自宅に無くても、スマホで対応可能な種類の仕事もありますので、手軽に始められますね。
またパソコンのスキルが身につけば、仕事の幅も広がって単価アップも望めます。
継続できる
自分が好きなことや得意なことを副業に選ぶのも、おすすめのポイントです。
文章を書いたりイラストを描くことが好きであったり、あるいは自分が保有している資格や経験が、副業にいかせたりする場合もあります。
好きなことや経験をいかせる仕事であれば、長く継続できますね。
最初のうちは単価が安かったり、まとまった収入にならなくても、継続することで報酬単価が上がったり安定した収入につながります。
継続することで仕事の実績やスキルを積み上げていければ、本業にプラスになったり、また転職の際にも有利に働きますね。
女性は副業でどれくらい稼げるのか
自分が副業を始める際には、副業をしている女性がどれくらい稼げているのか気になりますよね。
自分が目指す収入や、契約の際の目安にもなりますので、事前に知っておくことも大切です。
仕事の内容により、必要なスキルや専門性がかなり幅広く、それに伴って収入もまちまちですが、目安となるような仕事の種類と収入を見てみましょう。
未経験者可
専門的なスキルも特別な経験も必要なく、未経験者でも対応可能な副業の収入は、月間数千円～３万円程度で、仕事の種類は以下の通りです。
家事代行
アンケートモニター
データ入力
誰でもすぐに始められるのが特徴で、お小遣い稼ぎ程度の副業を探している人には最適です。
仕事に必要なスキルや知見がある
ある程度のスキルや経験が必要な副業の収入は、月間３万円～１０万円程度で、仕事の種類は以下の通りです。
テープ起こし
Webライター
まとまった収入が得られますから、本業以外で月の収入を上げたい人にお勧めです。
高い専門的なスキルが必要
専門的なスキルや高度な知識が必要な副業の収入は、月間１０万円～１００万円程度で、仕事の種類は以下の通りです。
アフィリエイト
プログラマー
副業によって高収入を得たい人や、いずれ独立開業することを目指している人は、スキルを磨けて専門性が高めれれるこれらの仕事が向いているでしょう。
女性におすすめの副業１２選！
これまで女性が副業を選ぶときのポイントと、副業でどれくらいの収入があるのかをご紹介しましたが、実際に副業で稼ぐ女性はどんな仕事をしているのかを知りたいだろうと思います。
副業は自分に合う仕事を選ぶことが大切ですから、どんな種類の副業を選べば良いのかを具体的に見ていきましょう。
ここでは、女性におすすめの副業１２種類についてご紹介します。
なお、コチラのランキング記事もご参考にしてみてください♪
覆面調査員
覆面調査員は、一般の利用者を装い飲食店やヘアーサロンなどでサービスを無料で体験でき、依頼者に対して報告をする仕事で、女性に人気があります。
高い報酬ではないのですが、食事代金等の実費と必要な交通費は依頼主が負担してくれますから、気になっているお店のサービスを実体験しながらお小遣い稼ぎをしたい人向けです。
家事代行サービス
利用者家庭の掃除・洗濯・料理等、基本的な家事代行をする仕事です。
特別なスキルが不要で、普段自分が行っている家事の経験や知恵をそのままいかせますね。
勤務形態もシフトで柔軟に働く事ができて、平均的な時給は1,200円～2,000円程度とやや高めで、女性に人気の副業です。
また、業者によっては指名制度を採用しているところもあり、指名料が加算されればさらに高時給が期待できます。
なお、家事代行スタッフとして効率的に稼ぐコツは、できるかぎり場所が近い現場を複数受け持つようにすることです。
ハンドメイド作品の販売
アクセサリーや小物などのハンドメイド作品を、専門のサイトに登録して販売するお仕事です。
作品が売れなければ収入は有りませんけれども、モノを作るのが好きで普段から趣味で作成していた人であれば、売れるまでに時間が掛かっても継続できますね。
SNSなどを利用して拡散し上手く人気が出れば、一気に売上げを高めることもできます。
アンケートモニター
Webアンケートの質問に回答するだけで報酬を得られる、スマホさえあれば簡単に始められる副業です。
アンケート回答にかかる時間は5分～15分程度で、インターネットにつながる環境があれば、いつでもどこでもアンケートに答えることができます。
ひとつのアンケートモニターで得られる報酬は数円～数十円程度ですが、時間を有効に使ってコツコツと継続的に稼ぎたい人には向いていますね。
テープ起こし
テープ起こしは録音された音声を文字に打ち直す仕事で、パソコンさえあれば誰でもできる副業です。
６０分間の音声の文字お越しで５千円～数万円の仕事が多いのですが、ブラインドタッチが出来るようなタイピング速度の速い人であれば、生産性を高められます。
仕事をたくさんこなせば必ず上達していくため、焦らずに回数を重ねていくことが大切です。
タイピング速度によっては、高収入を得られるかもしれませんね。
データ入力
ExcelやWordに指定されたデータを入力する簡単な仕事内容なので、特別なスキルは必要ありません。
本業が忙しい人や、まとまった時間を取りにくい主婦でも、すきま時間を利用してお金を稼げるのが魅力です。
報酬は千円前後の時給制であったり、入力した実工数で支払われる成果報酬型もありますが、事務経験の有る女性であれば直ぐに馴染めますし、安定的に収入を得られます。
採点
模擬試験やテストの答案を、模範解答を基にして採点・添削する仕事ですので、難しくはありません。
答案用紙１枚あたりの報酬は、正誤チェックで数十円、解説を入れた指導であれば３百円前後、さらに小論文であれば３百円～５百円程度です。
慣れるまでの間、初めのうちはスピードが遅く割に合わないかもしれませんが、作業に慣れてくれば時給換算で２千円以上稼げる場合もあります。
オンライン講師
オンライン講師は在宅ワークが可能で、一般的な講師と違い自分が講座の場所へ移動する必要がなく、時間的な自由もありますから、家事や育児の合間にできますし、本業をもつ会社員であれば帰宅後の夜間でも開設できますね。
またテーマを自由に選べますから、学校で習う授業科目から、英会話・将棋・ピアノなど趣味的なものまで発信可能で、自分が得意な分野を教えて収入を得たい人には最適です。
オンライン講師の時給ですが、個別指導塾や家庭教師・英会話スクールで募集している求人では、千円～３千円程度までと、時給にかなりの幅が見られます。
Webライター
Webライターの仕事は、自宅に「パソコン」と「ネット環境」さえあれば、特別なスキルや経験が無くても誰でもすぐに始められる職業です。
クラウドソーシングサービスに登録をして、掲載されている案件に申し込み、受注できた案件の成果物を納品すれば収入になりますから、文章を書くのが好きな人に向いた副業です。
初心者のうちは、一文字あたり0.5円～1円前後くらいの報酬単価ですが、SEOやライティングの基礎知識について勉強をして経験を積めば、一文字あたり2円～3円の仕事を取れるようになりますし、さらに英文翻訳や医療関係等の専門的な分野のライティングであれば、高収入も見込めます。
Webデザイナー
Webデザイナーはクライアントから依頼されたWebサイトのデザインを行う仕事で、ロゴやバナー制作からホームパージや広告の分野まで多岐にわたります。
仕事はパソコンさえあれば基本的に完結する業務内容なので、リモートや在宅ワークとの相性が良く、親の介護や子育てママのように在宅勤務じゃないと働くのが難しい人にとってもおすすめの仕事といえるでしょう。
案件はクラウドソーシングサービスに登録すればよく、報酬はまちまちですが案件の単価相場をみる限り社員として企業勤務のWebデザイナーと遜色ないくらいの年収は見込めます。
また、対応できる技術や案件の規模によって単価に大きな違いがありますが、スキルや経験を積んだのちに、フリーのWebデザイナーとしてクライアントから直接受注できるようになれば、年収一千万円以上を目指すことも可能です。
アフィリエイト
自身が運営するブログなどで商品やサービスの紹介をして、アフィリエイト広告を掲載し、ブログの訪問者がブログ経由で商品を購入すると報酬を得られます。
ASP（アフィリエイト・サービス・プロバイダ）業者が扱う商品やサービスは多種多様にあり、自分のブログテーマに合った商品を選定することができます。
たとえば、子育て中のママさんの「育児」をテーマにしたブログであれば、日常的に使用していた赤ちゃん用商品や幼児用商品の広告を掲載して、商品が購入されると収益化できますね。
報酬額は商品やサービスにより、一件あたり数百円～数万円とまちまちですが、ブログ記事を書くのは在宅中でも外部にいてもできますし、記事も自分の都合が良い時間帯に合わせて書けます。
プログラマー
プログラマーは、コンピューターソフトウェアのプログラムを作成する仕事です。
これまで紹介した副業と比べて、プログラミング未経験者が取り組むのはかなりハードルが高く、仮にプログラミング未経験者がスクールなどに通い技術を習得しても、発注者側が未経験者を避けますので案件の受注が難しく、どちらかというと本業もシステムエンジニアやプログラマーである経験者向けです。
本業もＩＴ関連の技術者であればプログラミングの基礎ができていますし、スケジュール管理もし易いですね。
もともとリモートワークに適した職種ではありますが、コロナウィルス禍で企業側が在宅勤務を促進させたことで往復の通勤時間が必要なくなり、土日の休日だけではなく、平日でも本業の業務終了後に取り組む人が徐々に増えています。
まとめ
今回は、「女性にお勧めの副業１２選！仕事選びのポイントと稼げる目安」について書きましたが、いかがでしたか。
副業が女性たちに浸透するのはまだまだこれからかもしれませんが、実は副業は女性に向いているのです。
女性に副業向いている理由は、以下のとおりです。
会社の事務職などで身についたパソコンのスキルをいかせる
在宅勤務可能な仕事が多いので働きやすい
女性をターゲットにしている副業が増えている
脳が構造的に男性と比べてマルチタスクが得意
女性向けの副業は男性向けよりも種類や数が多く、案件を見つけやすいのがポイントですね。
また、女性は家事をしながら子どもと会話ができるなど、一度に複数の物事を処理するマルチタスクな能力に優れています。
スキマ時間を活用して、副業で効率的に収入を増やしましょう。
次回以降も、副業に関して詳細に考察したいと思います。
ご訪問頂きありがとうございました。
副業アドバイザーの東龍（とんろん）でした。
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